コーティングとコンパウンド。その違いについて
車を綺麗にするさいによく出てくるキーワードがコーティングとコンパウンドです。
コーティングは、ポリマーと呼ばれる重合体を車のボディに塗布するというものです。
ワックスなどと同様にボディの表面に新しい被膜を作ることで、汚れを付きにくくし、また独特の輝きを放つことができます。
一方でコンパウンドは表面を研磨してしまうものです。
目の粗い粒子で研磨をすれば傷だらけになりますが、目の細かい粒子で研磨することで、表面の傷を無くし、均一に平らにするという効果を得られ、新車のような輝きを取り戻すことができます。
両者の違いとしては被膜を作るか、塗膜を削って均等にするかといったものになります。
このように両者は性質がまったく違いますが、コンパウンドは余計な汚れも削り落としてしまうので、コーティングなどあらたに塗膜を作る場合の下地処理として広く使われていますし、修理したさいに再塗装したさいの仕上げとして使われています。